続く金の高値更新、仮想通貨の記録的な暴落。

金融

最近、金(ゴールド)の価格がずっと上がっているというニュースをよく目にしますよね。
こうした動きの背景には、地政学的リスク、各国の金融政策、投資対象の変化など、
複合的な要因が絡み合って上昇トレンドを作り出していると言われています。
金の価格変動に関する背景や影響要因を整理し、「なぜこうした動きになったか」を
考えながら見ていこうと思います。

価格上昇の連鎖

こうした連日高値更新しているというニュースが増えると、
「自分も買っておいたほうがいいのでは」と考える人が増え、
結果的に購入額の増加や価格上昇につながるという流れが生まれやすくなります。
ここまで価格が上がってくると、「今からでは少し遅いかもしれない」と感じる人も少なくないのではないでしょうか。

(今年2025年の1月から10月までの金スポットXAU/USD相場のチャート チャート提供元:OANDA)

こうして今年のチャートを振り返ってみると、9月手前の上昇からそれまでの価格帯を抜けて、
一段と上昇が進んでいるように見えます。短期間でこれだけ価格が上がると、
動向を見守りたくなる人も多いのではないでしょうか。
急な上昇のあとには調整が入ることもあり、そのタイミングを意識する投資家も
少なくありません。
連日の高値更新のトレンドといえば、仮想通貨もつい最近まで
そんなニュースが出てましたよね。ただ最近の動向はどうなんでしょうか。

仮想通貨の将来性と投資対象としての位置づけ

5月11日の朝に衝撃的なニュースを目にしました。
トランプ政権の対中国関税のニュースを皮切りに投資マインドが急速に冷え込み、
金とは真逆にリスク資産の側面が強い仮想通貨が一斉に売られたようです。(参考:Bloomberg)
ビットコインなど取引量の多いものは比較的変動幅も他と比べればまだ少ない方のようですが、
Dogecoinのようなミームコインなどの変動は結構凄いことになっているようです。

(今年2025年の1月から10月までのDOGECOIN相場のチャート チャート提供元:Coinbase)

今回の(日本時間:10月11日朝)に起きたDogecoinの暴落はなんと64%の暴落。
1時間足らずで価値が半分以下になるって恐ろしい通貨ですよね。
今回は記録的な暴落となりましたが、市場によってはこうした
大きな下落のあとに値動きが落ち着くケースもあり、「今後どのような展開になるのか」を
注視している投資家も多いようです。
私自身も、この価格帯が今後どのように推移していくのか興味深く見守っています。

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